チャージバックについて
「チャージバック」とは、消費者保護の観点からカード所有者が不正利用・支払い拒否などの理由により利用代金の支払に同意しない場合に、クレジットカード会社がその代金の売上を取消しすることです。
オンライン決済という特性上、クレジットカード決済を導入する加盟店様は、「チャージバック」のリスクがあること十分に理解していただく必要がございます。
チャージバック発生の原因
不動産業界でのチャージバックの発生原因は、大きく2つに分かれます。
契約者による不正利用
カード所有者がカードの利用明細を見た時に、使った覚えのない購入履歴が存在する事に気が付き、カード会社に問合せをするケースです。
通常、クレジットカードの明細は月次で締め処理されるため、カード所有者が明細を確認する頻度は高くないと思われます。(WEB明細の場合は、数日後に反映)
そのため、自分のクレジットカードが不正に利用されていても、すぐに気が付かないことが多くあります。
加盟店様に起因する場合
・決済手数料を上乗せして請求した場合
・商品が説明と違う、または欠陥がある場合
・契約内容が重要事項説明と異なる内容の場合
・商品を受け取っていない場合
・カード所有者が代金を支払ったサービスを利用できない場合
・カード会社からの利用調査に対し、協力せず報告しない場合
チャージバック発生の流れ
チャージバックに関する留意事項
- チャージバックが発生した際、当社やカード会社における補償・補填はありません
ハウスペイメントが加盟店様の代理で返金請求の通知を受けた時点で、加盟店様は返金義務を負います。
ハウスペイメント〔カード決済サービス加盟店規約〕第23条に基づき、加盟店様はハウスペイメントにお支払いいただくことになります。
以下のような理由により該当取引の内容が不当と認められた場合、消費者保護の観点からカード所有者への代金請求を取消し、カード会社及びハウスペイメントから加盟店へ再戻しを行います。
【チャージバックの主な理由】
・カード所有者から利用した覚えがない旨の申し出がある場合
・第三者による不正利用が認められた場合
・カード所有者が代金請求を支払拒否している場合
・決済手数料を上乗せして請求した場合
・契約したサービスが受けられない場合
・カード会社からの利用調査に対し、協力せず報告しない場合
- オーソリの承認後であっても、チャージバックは発生します。
Web決済の非対面取引では、カード決済時の「与信(オーソリ)」はカード自体の有効性確認を行っているものであり、「契約者がカード所有者本人と証明するもの」ではありません。すでに契約者が入居中・退去済みの場合であったとしても、チャージバックは発生し、加盟店様はそれを拒否することはできません。 - チャージバックが発生した場合、売上金の支払い・回収につきましては、カード会社及びハウスペイメントでも責任を負いかねますので加盟店様自身で売上金の回収を行う必要がございます。
- チャージバック確定までには、決済確定から数ヶ月かかるケースもあります。